ニコンの一眼レフの中でもローエンドに位置する Nikon F60。
ボディーにはプラスチックと金属カバーから成る。
金属カバーと言っても本当に文字どおり「カバー」で、
F5 のように骨格がそのまま剥き出しになったタイプとは全然趣が違う。
ま、安物だから期待するだけおかしいんですがね。
しかし!そこはニコンと言うべきか、エントリーレベルでもきちんと
造らねばならないところはきちんと金属で作っています。
それがレンズマウントであり、フィルムレールです。
このクラスのカメラだと他社のものはこれらにプラスチックを使って
コストダウンを計っていますが、この F60 まではニコンの良心が伺えます。
なぜ「までは」と申すかと言うと、その後のニコンの「ママさんカメラ」では
とうとうニコンもプラスチックマウントとフィルムレールを採用してしまった
からです。まあ、仕方が無いのかも知れませんね。

さてこのカメラ、普及機だけあってそれなりのシロモノです。
撮影時のミラーによるブラックアウトはとても長いですし、
巻き上げもトロいです。ほとんど(と言うか全く)使いませんが、
なぜか家にあります。一軍のカメラをメンテナンスしている時などに
引っ張り出して使います。