ゴム引き布と、リボンを使った、古い横走り式フォーカルプレンシャッターは
自分でシャッター幕交換が行えるなら、シャッター速度も遊びも全部自分で分かって再度調整し組み立て直すからいいんだけど

人に交換を頼むと(価格のつかないようなFEDボディの場合もう現実的じゃないけどな)戻ってきたときに
また最初から、その修理したボディの癖に、自分を馴染ませていかないといけないんだよ
シャッター速度という結果的な露光時間は同じでも、交換した材料等や修理屋の調製の腕によって操作感が大きく変わる場合があるし
修理前のボディのシャッター速度が合っていなかった場合、戻ってきた物と自分の思ってる露光とが異なる場合がある

しかも、交換した場合、しばらく使うと、接着剤のなじみやリボンの初期伸びなんかで、微妙に露出が変わってくる場合がある
まあ、これはリバーサルで仕事してた時代の話で、ロシアンレベルには関係はまずないけれど
でもそう言うのが嫌だから、場当たり的な補修を行うんだよ、馴染んだボディの操作感や癖を変えたくないんだな
 
それは昔からそうなんだよ、逆に、すぐに幕交換とか言うのは、分かってないってことなんだ、言わないけどな
でも今の修理屋は幕交換しないと儲けが出ないんだろし、頼むほうもよく分からずに言うがままになっちゃうんだよな

だからボディが二束三文のFEDで無駄に高い金使って幕交換なんかするくらいなら
小さな穴なら応急補修でいいし、リボンが取れたら程度の良い中古に買い替えたほうがFEDの工場基準で組まれてるぶん後が楽なんだ

自転車のチューブだって小さな穴なら補修で、チューブやタイヤを交換するのは裂けてからだろ、空気と光の差こそあれゴムは補修できるものなんだよ