>>290
御答弁申し上げます。

いわゆるフイルムの「TACベース」化とは、フイルムの不燃化対策技術を
指す用語という理解が国際的にも60年前から定着しており、「フイルムの
長期保存対策」とは、直接の関係は無いと承知致しております。

昨日の答弁でご紹介いたしました >>285 は、一アマチュアが撮影、自家
現像したトライXでございますが、撮影時期は1953年まで遡ります。撮影コマ数
は15万5千枚との報告を受けております。カメラはローライの二眼レフや
Lマウントのライカが主であるようで、残念ながら、ニコンF2フォトミックは使われておりません。

数年前に米国の貸倉庫から発見されたネガフイルムが最近プリントされて
写真集として出版されております(※)。実に鮮明なプリントが得られております。
この事例からも、特殊技術など用いなくとも、黒白ネガフイルムの長期保存性は
担保されていると承知致しております。この一アマチュア(女性)の撮影した
写真は、生前は一切公開されませんでしたが、現在は日本でも入手可能と
なっております。

(※)これが天才か!ヴィヴィアン・マイヤーの写真集
”Vivian Maier: Street photographer”がオススメ!
http://blog.eflens.net/2016/02/vivian-maier-street-photographer/