「カルメル会修道女との対話」

このオペラは名作だ、傑作だと、大いに賞賛されているが、日本のクラヲタで
この曲をまともに聴いた香具師はいなかろう。
日本のクラヲタの盲点がオペラと宗教曲いう分野。

昔、ある批評家が、イタリアオペラに実演を聞いて、すっかり興奮して叫んだ。
「ドイツ古典音楽は負けだ!」
若くて感性が鋭ければ、そういう反応もするだろう。

吉田秀和はイタリアオペラを聴いても、そういう反応がなかったのは、彼の
感性が枯れ出していた証拠だろう。