ブロムシュテット+デンマーク放送交響楽団の交響曲旧全集ほかのセット(EMI)が届きました。
交響曲に関しては、サンフランシスコ交響楽団との録音(デッカ)が少々音色明るめに思えましたが、
デンマークRSOはちょうどいい塩梅です。
ただし、EMIの録音はデッカの録音に比べてしまうと、分が悪いように聴こえてしまいます。
奥行きや広がりが乏しく、少々窮屈。余韻やニュアンス、低音の力強さが希薄に感じられました。
サンフランシスコSOとの録音(デッカの新盤)は、これだけ聴いている分には気が付きませんでしたが、かなりの優秀録音だったようです。
音楽がこちらに自然と入って来てくれるようで、難なく音楽に浸ることが出来るのです。
演奏もゆっくり目のテンポになっており、大変に丁寧なもので、安心して聴いていられます。
デッカ盤の方が、演奏・録音ともに余裕があり、好ましく感じられるのです。

でも、EMIのセットも捨てたものではありません。
期待していた「弦楽のための小組曲」は演奏・録音ともに大変立派。(作品1ですが、妙な力みのない素敵な曲です)
他の管弦楽曲・協奏曲なども、音楽を普通に楽しむ分には必要にして十分な演奏・録音だと思います。