RCAはデッカとの提携で、EMIと手を切ってデッカに移ったカラヤンを発売できるようになったんだね。
両社は提携で交換したアーティストの録音をしたが、提携解消後は実際に録音を担当した方のみに権利が残った。そのためカラヤンの1番3番、モントゥーの2番から8番は今はデッカレーベルになっている。
カルショーの記述では、「デッカにとってRCAとの提携でモントゥーやライナーのような指揮者と関係できるのは有益だったが、彼らを録音できるのはRCAが録音する気のないレパートリーのみであった。
RCAはモントゥーを売ることができなかったため、モントゥーとの契約による録音義務のいくつかを大喜びでデッカに引き渡してきた」。RCAはモントゥーでやる気のなかったベートーベンやブラームスをデッカに録音させたということらしい。