ジェフリー・サックスというヴァイオリニストが取りまとめていた。
日本のギョーカイ用語では「インペク屋さん」という。
レコーディング関係者か、指揮者自身がこの人に電話すると
(もちろんメールもない時代)、たちどころに必要な人数が揃った。
彼自身がコンマスの高い技量をもっており、リハの回数も少なくて済んだ。
最晩年のストコフスキーも、ディレクターが「ジイサン、今日は体調が良いから
ひとつ頼む」と言えば、「ヨッシャ、ヨッシャ」の返事と共に即刻
録音が実現した。