5月末をもって『モニターGold』は乾燥剤を大量に投入したクローゼットの中で休眠期に入った。
こんな水の中に浸かったような国では、どんな名手が弾いたって、たとえストラディヴァリウスであろうが鳴りゃあしませんよ。楽器がみ〜んな水分を吸っちゃってるんですから。
エンクロージャーは木材/スピーカーのコーンは紙ですからね、これはナチュラルなことである。

「オリジナルエンクAutograph(Gold)」も「オリジナルエンクVLZ(Gold)」もこの辺りの事情はまったく同じだ。これを困った事と取るか、ナチュラルな事と取るかは、此方の受け取り方なのだが…
だからこそ、オーディオルームに爽やかな風が吹き抜ける5月/10月/11月には、『ストラドが、ガルネリがあの音で鳴る』ことを勘案すれば、何の事はない、名器の証であると一人合点している。

6月に入り、音楽は専ら寝室で寝そべり「Harbeth 7ES3」で聴いているが、「スピーカーは1970年前後に頂点を極めた」感を拭えない。

「どんなソフトも、天候に左右されず旨く鳴る」
其処が既にスピーカー堕落した証である。