ウソか本当か知らないが、ウィーンフィルが
クリップスをいじめたエピソードがある
 (※たぶん創作だろう) 

ブルックナーの交響曲をプローベしていたときのこと、
ウィーンフィルの奏者は半音低く演奏した。それがわかったのは、
チェロ奏者たちが主題を弾き出し、明るい高音に移ったときだった
それにまったく気が付かなかったクリップスは、
くどくどと弁解をしはじめた

シューベルトの「未完成」交響曲の第一楽章の出だしは、コントラバスと
チェロだけではじまる。この楽器の奏者たちは、たがいに半音高く
演奏しようと陰謀を企てた。それに気づず、ヴァイオリン奏者が、
楽譜通りに入ってきたとたん、ひどい耳障りな音になった。

怒ったクリップスは、ヴァイオリン奏者たちの間違いを注意した。
彼らはちゃんと「楽譜通りに弾いています」と抗議した。
「またかよ」 クリップスはひどく傷ついた