>>350
たぶん、こんなことでしょう

弦楽四重奏は音色が統一されているために、対位法を活用し易い。
しかし、対位法を使うと、和音で使う音ではない音が多くなって、
そのために偶然に出来上がる和音が複雑なものになってしまうということもあるだろう。
ピアノ曲の場合には、片手のみではせいぜいオクターブの範囲内しか出せないし、
両手といっても、左右に広げると両手の間の音が出せないとか、和音では不都合がある。
また、管弦楽には楽器の種類で音色や音量に違いが出てくるし、
たとえ譜面上でうまく和音を作っても、舞台上で離れた場所にある楽器同士では、
うまい具合に鳴るはずもない。