>>382
>ウェーベルンの変奏曲を挙げたいが、これは12音音楽の音楽史上の意義を抜いても、
>その音楽は切り詰めた静謐な美を湛えていて聴く価値があるが、

けど初演当時やヴェーベルンの生前は、嘲笑の対象だったわけだ
その作品の価値を理解し、演奏などで啓蒙していったのが、ブーレーズなわけだ

そうだとしたら、ブーレーズの曲だって、そのうち深い理解者が現れて、
うちらに感銘を与えてくれる演奏や指揮をしてくれる人が現れるんじゃないか?
実際そういうピアニストはいるだろうし

作品の評価云々なんて、死後ある程度経たなければ分からない
ヴェーベルンの評価のように、演奏や理解される環境が整わなければどうにもならない
だから芸術的価値云々なんて、言葉としてあいまいすぎる


>つまり作曲学上の技術的な拡張がブーレーズの作曲の意義と言いたいのかな?

違う
単なる技法の開発だけだったら、なぜ12音技法の作品で、
ヨーゼフ・マティアス・ハウアーよりシェーンベルクのほうが有名なんだ?
なぜ音楽史でシェーンベルクの技法が注目されるんだ?
それは技法だけじゃなくて、作品そのものに説得力があったからだろ?
ブーレーズだって同じこと
単に技法だけだったら、ハウアーのような扱いになってただろう
作品に説得力があると感じる人が多かったから、
作品が研究され、音楽史に名前が乗るんだろうが