面白い話題になってるからちょっと参加してみよう
一応素人ではないのであらぬ誤解だけは排除しておきたい

結論から言えば、
「CD16bit44.1khzからのアップコンバートはオカルト的な部分では意味があるが、データ補完としてはほぼ意味がない」
「16bit→24bitへの拡張は、DSPやDAWを使って加工をしないとほぼ無意味」

オカルト的な意味というのは今話題のMQAで触れられている「時間軸解像度」、音のにじみとも表現される
これは一定以上のサンプリング周波数なら人間の耳が発音のズレからくる余計な信号(プリ・ポストエコー)を感知しにくくなるということ
これについてはいつものようにオカルト感のある理論だし、恐らくMQA独自かDXD程度のサンプリング周波数が必要になるっぽいので、ブラインドテストが待たれる
(自分はそもそもこの規格に興味がなくて改めて機材を揃える気もないのでどうでもいい感がすごいけど)

で、後者のデータ補完。
まずサンプリング周波数のアプコンについて。
例えばdbPowerAMP、JRiver、foobarなどを使ってデータが補完されている!と思うならば、それは糞耳だ(断言)
upconvやWPUPのように一定以上の周波数を切って倍音を付け足す形式のソフトを用いているならば、設定や年齢にも寄るが一定の意味があるかもしれない
PCにおける一般的なアップコンバートは、殆どが高周波倍音の付加なんて行わない。
実際にアップコンバートしてみてspekやiZotope RXあたりで覗けば、20khzないし22.05khzから上が真っ黒になっているのがわかるはずだ

次にbit数の拡張について、これも加工でもしなければほぼ意味がない
初期デジタル録音の24bitリマスタリングが意味あるのは、元の音に加工を加えているからに過ぎない
16bitの元音がそもそもアナログ信号に対して大量の誤差(レベルが低いほど多い)或いは-96dBFSを下回る信号による音の拾い漏らしを起こしているのであれば、
それに対する加工による解決を一切図らずにアップコンバートしたところで、間違った音をより薄く広げるだけに過ぎない
わかりやすく言えば、「こぼした牛乳を完全に拭き取るのではなく、延ばすことしかしない」のが、単純な16bit→24bitのアップコンバート