バイエルン国立管弦楽 指揮 ぺトレンコ 私もご多分に漏れずいってまいりました。
まずは この広い東京文化会館が完売満員の様子 御同慶の至りであります。
 ラフマニノフ パガニーニの主題狂詩曲による変奏曲。 これはなかなか熱演でした。
やっぱり生はいい。ただ、ピアニストがまだペダルを離していないのに拍手が起こり始めた。
 アンコールは ワグナー トリスタンとイゾルデ 前奏曲と愛と死。
 マーラー交響曲 第5番  第二楽章は少し平板な感じだったが、第一楽章と第三楽章は
キレがあってよかった。マーラーの初期の交響曲は弦楽四重奏曲のような室内楽みたい。
ただ 交響曲5番 これは5楽章ある。 編成も大規模になり、かなり近代的な交響曲に
なったんですね。 あの御神楽みたいな楽器は何?ぺトレンコさんは バイロイトの指揮を
引き受けたとのうわさ。 大昔一度だけバイロイトを聴いたことがありますけど、そのときの
にわか演出はリングを現代アメリカの舞台にもっていく「解釈」でした。浅薄とも思える
「解釈」に非難轟轟、おまけに折角の演奏を演出が邪魔するので余計でした。欧米では
こういう「現代」への「解釈」が流行っているのでしょうか?
伝え聞くところ観客の激しいブーイングに対して舞台に上がった演出家は 客のレベルが
低いのだというようなそぶりを見せ余計に激しいブーイングをあび、次回からは舞台にも
でなくなったそうです(伝え聞いた話です。)
最近のバイロイトの演出は奇抜なのが多いといううわさ。指揮者の飯森先生も「目をつぶって
聞いていたら素晴らしい」というコメントをされたとかいう噂。演出が音楽を邪魔しますからね。
ながくバイロイトで研鑽をつまれた飯森先生の益々の活躍を祈りたい。