今日の公演に行った。
ヴィオレッタ役は、これまでの新国の公演の中でも
最高レベルではないかな。

なにせ落ち着いた大人の美人だし(これもっとも重要。)、
それになめらかな美声、安定した技術、しかも
演技のほうも映画女優なみときていて
美貌、美声、技術、演技と、四拍子のバランスが
きれいにそろっている。

1幕最後の高音は思いっきり伸ばして盛り上げてくれたたし、
逆に4幕のピアニッシモの美しさと抑制された声のコントロールは非常に素晴らしかった。

全体的に歌唱スタイルは、典型的なミラノスタイルだね。
源流をたどっていくと、最終的にカラスに行き着く、っていう感じの。
逆に言えば、こういうスタイルのヴィオレッタは
スカラ座の引っ越し公演以外では味わえないと思っていたから
新国で聴けたのは驚きだよ。
今日はおおいに満足できたよ。