>>76の続き
理事長の井上さんは、その後一度も私の顔を見る事はありませんでした。

2曲を歌っている間中、ずっと机の上の1点を見つめていました。

バリトンの田中由也さんは
「君、ホントに来たの!?」
と言わんばっかに机に前のめりにぶっとんで見せる(吉本新喜劇のような)動きをしました。

この人は、私が大阪音楽大学で卒業後の課程(専攻科・大学院)に進む為の音楽の学位がない人が提出する必要のある審査書類というのを提出した際に、
教授の川下先生と共に審査して「学位がない為、受験資格なし」と、ついこの間に判定した人です。

大学の入試センターが発行している案内には学部は問われず「大学の4年制課程を修了した者であれば受験できる」と記載されています。

(入試センターにも足を運び、直に問い合わせて「英文学士」でオッケーをもらっていました)

結果に対して入試センターへ
「学位機構(大検のようなもの)に申請して音楽の学位を取得すれば、受験させてもらえますか?」
と聞いたら
「受験資格を与えるかどうかは声楽科が決めることですので学位を取得したからといって受験できるかどうかはわかりません。」
という回答。
(入試センタートップのMさんからの回答です)

どうしても入れたくないんですね。
先生方の関係性に想像を巡らせると核心が見えると思います。

そして、2列になっている田中さんの斜め後の席に居た私が名前もわからないような
(でもそこに居るからには歌劇団で理事をしている人物のはず)
30代の男性は伸びをしたり、あからさまに暇そうにダレていました。

まぁ、集合から30分が経過していましたから、その間 重鎮ばかりの部屋でキュウキュウしてたのがやっと皆、前向いてくれて後の席で自分は気が抜けたというところでしょう。