605 :宇野珍ポーコー �@:03/08/09 23:21 ID:???
2003年8月9日、ぼくは宇野珍ポーコー指揮、珍友会管弦楽団の演奏会を聴き
に、川口まで足を運んだ。あいにく台風の直撃を受け、日頃の行いが・・・という
声も聞かれたが、会場は珍ポーコー信者のキモいクラヲタや、ピンクのシャツを着
たHしたい林君らで溢れかえり、ほぼ満員の盛況であった。

やがて明かりが消え、クリーム色の上着に、真っ赤なハンカチと蝶ネクタイをした
珍ポーコーが現れた。そのあまりにも似合ってない服装を目のあたりにして、ぼく
は音楽を聴く前から失笑を禁じ得なかった。人間の心はその風貌に表れるからであ
り、ぼくはこの服装をとらない。会場の聴衆も転んでケガをしないように!

前半はモーツァルトの交響曲第40番が演奏された。ヴィオラのザラザラとした波
に乗って、ヴァイオリンが現代音楽のように第一主題を歌い始める。嗚呼、その上
行ポルタメントの魅惑!これはもう筆舌に尽くせるものではない。あの世へと飛翔
しようとする珍ポーコーの魂の痛切なあこがれであり、聴いていてたまらなく悲し
くなってしまう。再現部における「珍ポーコーのルフトパウゼ」も実に生きており、
会場の誰しもが演奏ミスであると思うことは決してなかったであろう。

第2楽章はさながらたてしなの野を行く孤独な珍ポーコーだ。その虚脱感と寂しい
静けさがたまらない。きりりと造型し、足を大きく開いて両手を上げ下げするだけ
のメヌエットでは、その指揮のヘタクソさに参ってしまう。最も斎藤メソッドから
遠い指揮がここにある。