下もNHK FX「古学の楽しみ」での、磯山雅による解説

“マタイ受難曲の冒頭合唱曲では、刑場ゴルゴダへ向かって歩む、
十字架を担いだ一行の姿が見えてきます。合唱とオーケストラは
2つのグループに分かれ、出来事を間近に見ている第1グループが
「娘たちよご覧なさい、共に嘆きましょう」と呼びかけます。
すると遠くにいる信徒たちによる第2グループが「誰を見るのですか」
と問い返します。第1グループが「それは花婿であり、子羊である」
と答えます。するとそこに少年合唱のコラールがオルガンと共に響いてきて、
花婿・子羊と呼ばれるのが人の罪を身代りに背負って十字架に上るイエス
であることを明らかにします。これが一般に演奏されるマタイ受難曲
バッハ作品番号244の冒頭合唱曲です。”

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