>>119
朝比奈先生の練習場には何度も伺って、練習を見せて頂いたが、終始一貫、楽員には丁寧語で話し、上から押さえつける様な場面には遭遇しなかった。
パート毎の辛い練習で先生の意図が伝わらない時でと根気強く何度も繰り返てしおられたが、
声を荒らげると言う事は少なかった。
練習の時の指揮は本番と比べればまだ的確で比較的分かりやすかった。
楽員とのコミュニケーションも出来ていて、時折ジョークもいれながら場を和ませていた。
楽員が先生を尊敬していたのは良く判った。
だが、晩年シカゴ響を振りに行かれた時の練習風景を何かで見たことがあるが、言葉の問題は別にして、なにかオドオドしておられた様に見えてきのどくだった。
先生のオケに対する姿勢はジェントルで、そんなお人柄かオケに良い影響を与えていた。