オペラに限らず、大ホールでの演奏でPAが使われるのも珍しくない昨今。
音程はじめ奏者の技量については、もはやそのプライオリティは大きく後退。
ライブですら一旦マイクを通すと、どうにでもなります。
オペラ歌手など音痴だろうがハイCも朝飯前という時代になりました。
そこであらためて求められているるのはプレゼンス、たたずまいそのもの。
各パートをどのように処理して、どう聴かせるかといった解釈や分別になります。
本来まさにそれこそが指揮者に求められる素地であって、そこにおいて隔絶した存在。
朝比奈先生の芸術は数多くの録音遺産を通じて、未だ燦然と輝いております。