「新型コロナワクチンに感染予防効果がない」という勘違いが蔓延しているようなので、もう一度説明します。
そもそも「”感染予防効果”は臨床試験では確認するのが難しいので効果のエビデンスがなかった」のが最近までの状況でした。
「エビデンスがない」事と「感染予防効果がない」は明確に違います。

その上で、つい最近イスラエルのPfizer-BioNTechワクチンの接種者60万人と非接種者を比べた研究結果が発表されました。
ワクチン接種による「感染予防効果」がきちんと認められています。

ざっくり言うと、二回目接種から7日以降では、ワクチン接種群で非接種群と比較して、

感染を92%防ぐ(この数値はあくまで参考値なので注意)
発症を94%防ぐ
入院を87%防ぐ
重症化を92%防ぐ

と言う結果です。

補足ですが、この研究の対象になったのはPfizer-BioNTechのmRNAワクチンです。臨床試験以降、現実世界でのワクチン接種の効果を検証した査読済みの研究結果は恐らくこれが最初です。