ハイフェッツ時代のヴァイオリニスト達は、彼の神懸かり的な演奏のために非常に
苦労して、例外なくハイフェッツ病に罹ったとイツァーク・パールマンは語っている。

ハイフェッツ病とは、ハイフェッツの余りに隔絶した技巧の前に演奏を諦めてしまったり、
自分の技量に絶望したりする病のことである。

悪化した場合、弓を手に取ることすら出来なくなる。ヴァイオリンの上達度に比例して
悪化する傾向にあるようだ。

ハイフェッツ病に罹患すると、基本的には予後不良だが、一応、特効薬がある。
それは、アルテュール・グリュミオーだ。

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