マーラーとかは録音が悪いと聴くに堪えないが、
ベートーヴェンは、モノラルや古い録音だと、逆に、妙な味わいを覚えるから不思議なものだ。
鮮明なカラー写真にはない、モノクロの懐古感、セピア色の何とも言えない懐かしさ。新聞の写真のようなドキュメント感。
もちろん、音が悪い方がいいというわけではないが、いかなる光の当たり方でも、その存在が揺らぐことはない、それがベートーヴェン。