気づけばもう私も古いブルックナーのレコード、シンフォニーナンバーナインを聴きながら難渋な表情を浮かべ、ブラックコーヒーをすするのが似合う歳になってきた
そんな見栄と虚栄心の固まりのような私ゆえに友人が私の書斎に来た時、いまだ愛聴しているナンノのレコードだけは友人に見られないように隠すようにしている
匿名のここだから話すが私が一番好きなシンフォニーは南野陽子のアルバム、ブルームに入ってる「星降る夜のシンフォニー」という曲だ
ブルックナーという男のシンフォニーなんぞ私にとっては無用の長物なのである
ブルックナーなんぞレコード棚のアクセサリーとして並べているだけである
世の真実なんてこんなものである
しかし友人は私がバッハとブルックナーの音楽に常に耳を傾け、またゲーテやシェイクスピアの文学を嗜む高貴な人間と思いこんでいる
日頃の私の虚栄心が成せる技だ
実は本なんて全く読まない
本は読むものではなく、見るものだと思ってる
若い頃は根本はるみの書籍を買ってはあまりの爆乳っぷりによく股間を膨らませたものだ
もちろんシコったこともある
恥ずかしい話で恐縮です
以上が私のブルックナーにまつわる思い出話である