モノラル録音を1本のスピーカーで聴くことは、現在ではあまり行われていない。
例えば、管球王国のレビューでも試聴は必ず2本で行う。
理由としては、モノラル時代の映画館でも複数本設置され
スクリーンの画面から中抜けして音が浮き上がらない工夫がされたからだ。
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もうひとつは録音方式をステレオ、モノラルで区別せずに
ニュートラルに評価する必要もあるだろう。

一方では、オーケストラ録音の再生を視野に入れた場合
2本以上のほうが音場感が得やすいということもある。
例えばEMIの録音会場をみると、1930年代から3本マイクで収録し
オーケストラ全体の響きを再現するように収録されていた。
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一般にはLP時代のEMI録音から入門することの多いため
複数本のスピーカーで鳴らすことの合理性は確かにある。

ところが、これが天吊り1本での収録となると
個人的には漫然と鳴っているように聞こえる。
やはり1本から部屋中に拡散したほうがストレートに鳴るのだ。