デュアルテ著「ギターのためのメロディとハーモニー」の現代音楽の章で
紹介されていて、ずっと気になっていた曲がyoutubeで聴けるのはいいもんです。

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無調的な音楽語法は、もはやその頂点を通り過ぎて音楽全体の一要素となっているが、ギターのための無調的作品の数は未だに極めて限られており、大多数のギタリストもそうした現代曲を演奏せず、聴衆と保守性を共有して満足している状態である。クルシューネク「組曲」は、散発的にではあれ演奏される、ほとんど唯一の無調の曲であろう。
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https://www.youtube.com/watch?v=Cf44UKT79M0

やたら跳躍が多く強弱の付け方に脈絡がないのは、なんらかの調性感や統一感を感じさせてはいけないという十二音技法の作法だそうで。過激なのになると、「音色が同じであってはいけない」と一音ごとに違う楽器を弾かせたり、「音の方向が同じであってはいけない」と向きをバラバラにしてスピーターを置いてみたり等、聴く側はさておき、作曲する側はなんだか楽しそうです。

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エリザベス・ルティアン「太陽の死」(作曲者によって出版)は、無調的語法を自由に処理してはいるが、曲の始めと終わりの音が同じ音である。皮肉にもこれは調性音楽の特徴の一つなのだ。しかし、その音が音楽の展開の中で中心的な位置にあるという印象はなく、むしろ無から出発して無に帰っていく。日の出と日の入りを象徴しているように感じられる。そこに標題的な音がより深い意味を付与しているのである。
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https://www.youtube.com/watch?v=da0rp94ptVU

ルティアンの作品リストには初演の記録がないものがちょくちょくあって、
その中にルティアンのもう一つのギター曲「ロマンツァ」があります。
せっかく作曲してくれたのに誰も弾かないなんて勿体ないと思ったら、
youtubeで初演している人がいた。すげーなyoutube。

https://www.youtube.com/watch?v=W-8P80SGTPA