5月8日のオックスフォードフィルとの演奏会に行った。それは、心を揺さぶられる演奏だった。
ヴァイオリンは、ヨーヨーマのチェロのように歌っていた。
演奏技術が優れているだけでなく、頭脳がたいへん明晰で、聴衆を喜ばせようという余裕もあるのだと思う。
いろいろな演奏家との比較がなされているが、あまり意味がないと思う。
いくらマネジメント事務所が強いといっても、ベルリンフィルは普通13歳の少女と定期演奏会をもとうとしないし、
日本でもっとも有名なヴァイオリニストにも、同じ年齢ではそうしたお招きはなかったからである。
たぶん、ベルリンフィルの楽団員は、ムターやヨーヨーマの再来を見たのだと思う。