最後の回を見たが、やっと自分の理想のヴォツェックのプロダクションに出会えて嬉しい。
ことさらに狂気を煽り立てるような演奏演出演技が鼻につくことばかりだったが、今回そこは根本的に違った。
ヴォツェックが狂っていくのは取り巻く抑圧的な環境からして自然なこととして描いてたのが腑に落ちる。
貧乏で実験台にされてただけでなく、被支配層の下級軍人達の中でも除け者として描かれ、唯一救いだったマリーにも裏切られと。
演出の意図と音楽での表現も完全にかみ合ってて素晴らしい。