【X】宇野秀和
東京二期会「カヴァレリア•ルスティカーナ/道化師」最終日@上野。最近の東京二期会としては、上出来な部類の上演であった。特に良かったのは演出だ(珍しいことに)

問題はテノールだ。
この声種が手薄なのが東京二期会の弱点であるのは相変わらず。
村上公太は声も綺麗で上手いのだがトゥリッドゥとしては声量に難ありだ。
土屋優子と全力の重唱になると劣勢は否めない。

カニオの下村将太は更に問題ありだ。
最終盤の見せ場で息切れ気味であったのが残念だ。
中川郁文が素晴らしかっただけに画竜点睛を欠く感は否めない。

最後に今日の会場も空席が目立った。
最終日の日曜マチネなのに。

最低限、今日の上演程度のレベルを維持してくれれば観客の評価も少しづつ向上して客足も回復するのでないか。