楽器を売って食っていくためには、有名人を雇ってあれこれと箔を付けておくしかないんですよね。でないと、客が「これ、ただの木とニスじゃん」と気づいてしまうかもしれない。

ついでに、意味不明な音響理論をさももっともらしく並べて「これぞ伝統の響きです」と信じ込ませ、信者化させて高額で売りつける——

これが現代の霊◯商法の基本形です。とにかく客に疑念を抱かせないこと。信じ込ませる力が全てを決める。信じ込ませることができれば、価格などどうとでもなるのです。