「私達は毎日死に向かって生きています。」

助六は52年間、仕事も勉強や音楽でもいいけど真剣に努力したことも、他人と協力して何かをしたこともないんだろうね。
年嵩は食ってるけど、他人との共通項や共通体験がなさすぎて、いくら謙虚にしても今さら誰とも絡めないだろうね。
そんな助六も一個の生物として生を受け死に向かい一歩一歩進む運命にあることは、
どんな偉人賢人だろうが、人である以上その点だけは助六と同じ。
助六が何かにつけて、「われわれは死に向かい〜」と言うのは、
それだけ助六自身が誰とも何の共感も持ち得ない孤立した孤高ならぬ孤低の存在だと、
自らアピールするのと同じなんだよね。