インタビュー:フェンダーCEOアンディ・ムーニーに聞く、ギターの歴史と未来
https://reverb.com/news/interview-fender-ceo-andy-mooney-on-the-ultra-mij-superstrats-and-the-future-of-guitars

私がかつてナイキとディズニーコンスーマープロダクツにいた時も、ここフェンダーに来てからもそうですが、日本の品質基準は世界的に見てもおそらく最も厳しいのではないでしょうか。
彼らは一貫性や統一性を管理しますが、それは常に高いレベルでの品質における一貫性なのです。日本の品質基準にはしばしば驚かされますよ。
ナイキでの体験でいうと、不良品には随分悩まされました。アメリカで多くの人が感じていたのは、こうでした。日本人はただアメリカ製品を売りたくないだけじゃないのか。
トヨタのスタッフが製品ラインの会議に参加した事があり。「アメリカの車の会社も同じような状況でしょうか?日本人はただ愛国心が強く、アメリカの車を買いたくないだけなのでしょうか?」
と問いかけると彼はこう言いました「何を寝ぼけたことを言っているんですか?」 [笑]
私はこう続けました。「(日本人にとって)品質の基準は一体どのようなものですか?」 すると彼は「そうですね、車の場合はノイズですね。」と答えました。というのも、車のドアを閉める時、
エンジンをかける時、日本の車は音がほとんどしないんです。アメリカ製の車だとそこら中で音がしますよね。その品質基準は思いもよりませんでした。
これはナイキで、私たちが時計の開発にかかっていた時の話です。日本は時計において世界の中心地でもありますからね。型からプラスチックの部品を作るとしても、
型からプラスチックの部品になったことがわかってしまうようなことは、他のどんな国では受け入れられても日本では全く受け入れられないのです。
つまり、仕上げの出来の良さなんだと思います。いかにムラなく均一な仕上がりにすることができるかということが日本の顧客にとって大切なのでしょう。