なぜ近年ギブソンの、オールドに忠実な仕様で作られた高額なものほどハズレ個体が多くなるか。
それはオールドを模したものほど、工法も縛りが多くなるからである

やれ、ワンピースマホガニーネックでなければならないだの、ディープジョイントだの、4キロ切る軽さだの
そういう「ガワ」だけのスペックを、「ビンテージはこうなってたらしい」と聞きかじった知識で思い込む素人は、求めてしまうから。
商売としてギブソンはそういうおろかなマジョリティに「仕様」で忠実に応えてやるしかなくなる

会社にとって命題は消費者のニーズに合わせてギターをいっぱい売ることであって、ビンテージのような音を追求することではない
ビンテージのような音が出せるギターを標榜して作ったとして、その音の答え合わせできる素人は数の上ではいないに等しいから。
俺はできるけど、できないやつ(お前ら)の分母のほうが圧倒的に多数だから
商売人はそんなおろかなことはしない

だからギブソン現行品、高くてスペックが大層なものほど音は全く見当外れな、これのどこがヴィンテージレスポールだよという代物が出来上がってしまう
それが今のギブソン