欧米のほぼすべてのカンパニーです。古色蒼然たる部活風のピアプレッシャーみたいなものは日本だけの天然記念物なのよ。プロのダンサーにとって自分の体は一番大事な資本。それをどのように管理するかは自分の責任だし、これを守るために堂々と権利も主張する。森脇君は谷以前にカンパニーで働いた経験がゼロだけれど、ドイツで学んだから日本的な陋習はあまり知らなかったのでは? 恋ちゃんは弱小とは言えアメリカのカンパニーで踊っていたので、自分の体は自分で管理が当たり前、と思っていたのでは? アメリカについてはよく知らないけれど、欧州、少なくともEU域内では組合が強いのでダンサーの権利は守られている。その分、パリオペではしょっちゅうストがあって公演がキャンセルされて観客には迷惑だけれど。