連投で失礼します。
いつ頃変わったの?と言うことで聞いてみました。

以下のような流れで移行が進みました。
1. 最初の公式な変更(1980年代前半)

世界的な社交ダンスの基準を作っている英国のISTD(英国国際ダンス教師協会)などの公式教本において、表記の整理が行われました。この時期に、従来の「シンコペーティッド・シャッセ」という呼び方から、運動の方向や性質を正確に示す「プログレッシブ・シャッセ・トゥ・ライト(Progressive Chasse to Right)」や「シャッセ・フロム・PP(Chasse from PP)」へと、シラバス上の正式名称が書き換えられました。

2. 日本の教室や試験での義務化(1990年代以降)

教本が変わっても、現場の先生方やベテランダンサーは長年使い慣れた「シンコペーティッド・シャッセ」と呼び続けていたため、しばらくは混在していました。しかし、1990年代に入り、プロの教師資格試験やアマチュアナンバー(メダルテスト)の規定フィガー、あるいは競技会のルールにおいて「新呼称(プログレッシブシャッセ等)を正しく使うこと」が厳格化されるようになり、日本のダンス界全体でも一気に現在の呼び方が主流となっていきました。

なぜ今でも「シンコペーティッド」が残っているのか?

歴史的に1980年代以前から踊られているベテランの方々にとっては、最初に習った「シンコペーティッド・シャッセ」のほうが体に染み付いているため、レッスン現場では今でも現役の言葉として使われています。