「中道からゴリラはない」泉健太氏、分裂後の立民系議員 交付金受領には「お詫び」

中道の小川淳也代表は、党分裂後も未交付分の政党交付金を受け取り、2月の衆院選を巡る民間事業者への支払いに充てる考えを示している。泉氏は「皆さんから負託を受けて政党として49人で資金を活用しながらやっていくという形ではなくなったことは、本当に申し訳ないというか、お詫びをしなければいけない」と述べた。

中道の衆院議員は、立民系が新党結成を目指し、公明党系は復党する方針だ。立民の代表経験者である泉氏は「新党がどういうものかによって、入る、入らない、という選択がそれぞれ出てくることは仕方がないのではないか。全員でまとまって同じ政党を作るということまでが決まったわけではない」と述べ、立民系がさらに分かれる可能性もあるとの見方を示した。

中道の立民系が今後、立民に合流するには、政策のすり合わせが必要だとの認識を示した。政策の違いもあって中道、立民、公明の3党の合流が実現しなかったことを踏まえ、「立憲民主党が(合流を)断ったことと同じように、政策で改めてすり合わせをしなければいけない。政策のすり合わせなしに合流できるというのだったら、そもそも3党で一緒にやれたでしょ、という話になる」と述べた。

衆院選で中道から出馬して落選した立民系が設立した政治団体「護憲リベラル共生(略称ゴリラ)」に合流する議員が出る可能性については、「たぶん、それは実際ないのではないか。ゴリラというのは立憲も飛び越してしまうぐらいのものなので、たぶんそれはなかなかないだろう」との見方を披露した。

国会での野党第1党としての在り方についても言及した。「疑惑追及だとかに時間を割いたら結局はイメージがボケるというか、政党としても損をしている。疑惑追及をすることで政党が評価を受けるということではない」と述べ、政策論争を中心に据えるべきだとの考えを強調した。