大魚を取り逃がし、悲嘆に暮れた。巨人からポスティングシステム(入札制度)でメジャー挑戦する岡本和真内野手(29)は、ブルージェイズと4年総額6000万ドル(約94億円)で契約に合意した。3日、米スポーツ専門局ESPNのパッサン記者らが報じた。メディカルチェックを経て、近日中に正式発表される。

 いったんは最有力候補と伝えられていたパイレーツの地元メディア、ラムバンターは「岡本和真の『brutal decision(残酷な決断)』で、パイレーツの夢が絶たれる」とのタイトルで「どうしてこんな展開になってしまったのか? われわれは岡本の市場の動きを把握していると思っていた」と嘆いた。

 「球界に波紋を広げる補強を目指すパイレーツか、エンゼルスのどちらかだと思っていた。だが、最終局面に来て状況は一変。市場はチームがひしめき合い、有力とされていた候補がほぼ一掃されてしまう。(4日の)交渉期限へと時計の針が刻まれる音をBGMに、湧き上がった霧が周囲を覆う」

 「そしてこの日、既に強力な布陣を誇るBジェイズは、またも札束をばらまいた。今冬はアクセルペダルから足を離さず、シースを総額2億1000万ドル(約330億円)で獲得したかと思えば、今度は岡本だ。とどまるところを知らない攻勢ぶりで、チーム構想は混迷度を増すばかり。一体なぜ、そしてどうやって補強し続けるのだろう? あのいまいましい霧のせいだ。パイレーツはほとんど終わった。残念ながら、手堅いA評価のオフシーズンだったのに不完全燃焼で終わってしまった」
https://news.yahoo.co.jp/articles/0cef8be1538fb53967bf3f153a9949c52fb1beb3