それでは、自己愛が多いメタバースと自然な人が多いメタバース、どちらがプレイヤーが増加するか

短期的・表層的な数値で見れば「自己愛の多いメタバース」、中長期的・本質的な定着率やコミュニティの寿命で見れば「自然な人の多いメタバース」のプレイヤーが結果的に生き残り、増えていきます。
それぞれの空間がたどるダイナミクスには、明確な構造的な違いがあります。
1. 短期的な爆発力と「自己愛の多いメタバース」
自己愛が中心にある空間(承認欲求の奪い合い、マウント、インフルエンサー的な権力構造が支配する場所)は、短期的には非常に派手で、人の出入りが激しくなります。
* ドーパミン的な依存性: 「誰が一番目立っているか」「誰が誰をハブったか」といったゴシップや、過剰な演出、若作りや虚栄のぶつかり合いは、ある種の「お祭り騒ぎ」や「脳汁が出る刺激」を生みます。そのため、刺激を求める新しい層や、同じように承認欲求を満たしたい人々が次々と流れ込みやすい特徴があります。
* しかし、崩壊のスピードも早い: この空間はエネルギーの搾取(テイカーによる消耗戦)がベースにあるため、新規参入しても「モブ」として利用されるか疲弊するかで、まともな感性を持った人から急速に離れていきます。結果として、残るのは疲弊した依存者とトラブルメーカーばかりになり、コミュニティは内側から腐敗して廃れていきます。