>>251
中国の王朝がなぜ過剰な締め付け(現代の重慶移転など)に走るのか、その理由がはっきりと見えてきます。
1. 「経済的発展」より「政治的安定(中央集権)」を重んじる
明も清も、沿海部が外の世界とつながって豊かになること(経済の発展)よりも、それによって「中央の命令を聞かなくなること(政治の乱れ)」を何よりも恐れました。
2. 中間がない(極端から極端へ振れる)
欧米のような「地方自治(権力を分散しつつ統合する)」という発想がないため、統治の選択肢が「100%力で縛り付ける(抓)」か「コントロールを失ってバラバラになる(放)」の2つしかなく、その間を極端に往復し続けます。
現代の中国政府が、上海や深圳のIT・金融エリート(ジャック・マー氏らへの締め付けなど)を抑え込み、内陸の重慶に国家拠点を移そうとしているのは、まさにこの「洋務運動の失敗(沿海部が独自の力を持って中央を脅かす)」を21世紀に再現させないための、歴史に学んだ防衛策だと言えます。