中国メディアの鳳凰網は21日、「(9月は)44.5%の激減、訪日中国人観光客が10カ月連続で減少」と報じた。

記事は、日本政府観光局(JNTO)が発表したデータで、9月の訪日外国人客数が前年同月比5.0%減の310万3700人となり、2カ月連続で前年同月を下回ったと紹介。「日中関係の冷え込みを受けて中国からの旅行者が大幅に減少したことに加え、台風による航空便の欠航や航空券の値上がりもあり、複数の国・地域からの訪日客が減少した」と伝えた。

JNTOによると、国・地域別では韓国人が同25.6%増の84万2300人で最多。続いて台湾が同13.0%増の59万5600人だった。3番目に多かったのは中国で、同44.5%減の43万800人。10カ月連続で前年同月を下回った。

鳳凰網の記事は、今年1〜9月の累計の訪日中国人客数が333万人で前年同期比55.5%減少したことを伝えている。

中国のネットユーザーからは「ほかの国からの旅行者がみんな穴埋めしている。日本は観光客にまったく困っていない。日本を旅行したい外国人は大勢いる。要するに、観光客の構成が変わっているだけで、日本政府が(中国人観光客を増やすために)何か対策を講じることはないだろう」とのコメントが寄せられ、多くの共感(いいね)を集めた。

また、「日本に行かなくてもほかに良い場所はたくさんある。国内には壮大な山河があるし、東南アジアも良い。わざわざ日本に行くことはない」とのコメントもあったが、これには「ミャンマーやカンボジアか?」との返信が寄せられ、元のコメントの4倍近い共感を集めた。ミャンマーやカンボジアでは近年、中国人が相次いでトラブルに巻き込まれている。

このほか、「中国人観光客は減ったが全体としては安定。通年で4000万人を突破する見込みで、日本の観光業の強靭さを示している」「世界から日本を訪れる観光客は減っていない。中国人が行かなくても全く影響はない」「数字はうそをつかない。韓国や台湾の観光客は増加しており、唯一、中国だけが大幅減。(日本が魅力を失ったのではなく)やはり両国の(政治的な)関係が問題ということだ」「日本:モラルが低くうるさい人が減って、モラルの高い人が増えた」といったコメントにも共感が集まった。

あるユーザーは「メディアは世論をあおるような報道をすべきではない。真実を伝えることこそが本来果たすべき職責」とのコメントを残した。(翻訳・編集/北田)

Record China 2026年10月22日 10:00
https://www.recordchina.co.jp/b995851-s25-c30-d0052.html

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