『ゲンロン0』読んだ
東浩紀のベスト盤みたいで確かに面白いんだけど、やっぱり納得できない点がある
それは「もはや共産主義は機能しない」といってマルクス主義を一蹴している点
『ゲンロン0』はルソーやヴォルテールにまで遡って近現代の政治思想を捉えなおそうという試みなのにマルクス主義思想は一顧だにされてない
そのくせにラディカル・デモクラシーやネグリ=ハート、柄谷といった「マルクスを乗り越えようという左翼思想」には論及しているのもやや姑息に感じる

リバタリアニズム寄りの思想書としてはよく出来てると思うが、下手に「マルクスを乗り越えようという左翼思想」を意識してるのが賛否分かれそう