“この世界は、まったくの偶然で、
   別様の世界に変化しうる。”(『偶然性の後で』帯)
 
実際に読んで思い出したのは、
9〜10世紀イスラムのアシュアリー神学。

そこでは、あらゆる時間性や因果性が断ち切られている。
毎瞬間、毎瞬間、世界は新しく創造され、
その行方は「インシャー・アッラー(全ては神の思し召し)」であると。

もちろん、メイヤスーは丁寧に断っているが。。。
「けれども私たちは、安定した世界に生きていることを天の恵みとしていちいちの瞬間に祝福することはしない。」