ハイデガーはフッサールの現象学を学んで、
そこから現存在分析に進んで『存在と時間』を書いたのよ。
それはガリレイやデカルトに始まる近代的自我が出発点。

神学生だったハイデガーはそんなキリスト教的な近代的自我が嫌になったの。
それで転回以後はキリスト教以前の世界、古代ゲルマンや古代ギリシアに
憧れをもったの。古いゲルマンの神々を甦らせたナチスに加担したのも
それでなのよ。