『「太陽の哲学」を求めて:エジプト文明から人類の未来を考える』 (2008)
梅原猛、吉村作治

この本では、
日本哲学→西洋哲学→ギリシャ哲学→古代エジプト、
また、一神教→太陽信仰へと遡る。

プラトンの「イデア」は古代エジプトの「カー(精霊)」の翻訳であるとするのは吉村の説。

古代エジプトでは、人間を「カー(精霊)」と「バー(魂)」と「アク(肉体)」に分けた。
人が死ぬと「バー」は「アク」から離れるが、「カー」は「アク」の傍にいて「アク」を守る。
「カー」は思考・判定し行動を支配する。
「バー」を思考によってのみ得られる存在、「アク」を現実の存在、「カー」をイデアと考えたのではないかという。(第4章)