『京都学派と日本海軍:新史料「大島メモ」をめぐって』 PHP新書 (2001)
大橋良介

京都学派の戦争協力に関する決定的かつ最重要の資料。
アジア諸国やアメリカに対する侵略的計画を練る過程が克明に記録されている。
哲学者たちがいかに世界情勢を分析し言語化するのか。
「近代の超克」、「世界史的立場と日本」座談会の背景。
60年の時を経て2000年に、著者によって発見された。

“大島の「大東亜戦争と京都学派」(『中央公論』昭和48年8月号)を再読したとき、
 ある個所が気になった。「私の家には、当時のメモ・ノートがまだ保存してある」と。
 そこで大島家に、そのようなメモ・ノート類がないかどうかの調査を依頼した。”