・ギリシャ哲学の祖:タレス(前624年頃-前546年頃)
・インド哲学の祖:ヤージュニャバルキヤ(前750年頃〜前700年頃)


デリダが取り組んだ「否定神学」というのは西洋の神学用語だが、
世界レベルでその最も古い例に挙げられるのは、ヤージュニャバルキヤによる
「そうではない、そうではない(neti-neti ネティ・ネティ)」(「ブリハッド・アーラニヤカ・ウパニシャッド」2:3:6)という表現。*

ヤージュニャバルキヤはヨーガ哲学の祖と呼ばれるが、こうした身体知を哲学に組み入れると、
古代ギリシャのいかなる哲学者よりも古くなる。

こういうのがデリダ以降問われていること。


* 『ウパニシャッド:翻訳および解説』 湯田豊 訳、大東出版社 (2000) p46