>>997
(つづき)

その理想主義者ニーチェの残滓を汲み取った結果、優生学的な差別の肯定に対する思想の防波堤が必要であった。
畢竟ずるに、自分の思想が単なる弱肉強食論として捉われないように「永劫回帰」「力への意志」といった観念を拵えざるを得なかったと。
(だから俺は、このニーチェの隠蔽を看破したヒトラー延いてナチスはニーチェ思想の正当な後継者ではないかと真面目に考えているぐらいだし、ポストモダニストが「誤読」だとか「利用された」だの言ってこの認識を否定したがることに違和感を覚える。)

ゆえにニーチェも結局は自分が観念論の箱庭の中でひたすら前転運動してることの滑稽さに耐えられず発狂して死んでしまったのではないかと、俺は考えている。
そして前スレに述べたように最後まで観念論から脱することができなかったニーチェにいったい世間で云われてるほどの哲学史上の価値がどれほどあるのか、甚だ疑問である。