さらには、止めることを決定する決定機関がなかった。
始めたときも現場での判断できずずるずると進んだ。
ドイツがヒトラーの強い意志により始まり、ヒトラーが死んだことで終わったことと対照的だった。
天皇とはなんだったのか。
明治以降の天皇とは日本人を精神的に結びつける中心であり、
中心であるために意志を持つことはなかった。
何者にも偏らない無色であり、また究極の慈悲の実践者。
結局、敗戦を決定したのは天皇であったし、天皇でなければならなかったが、
もはや天皇が意思なく敗戦を決定せざるを得ないほどに、日本は徹底的に負けなければならなかった。