なぜそのような禁止が馬鹿げているかと言えば、いくら禁じたところで、
人々は、数学の専門家や数量を扱う専門家も含め、日常的に無反省に数学や
数量を不適切に比喩や隠喩として用いるからだ。数学の方が哲学より優れている、
数量化の方が文学的表現より適確だと考えること自体が既に優秀性において、
数学>哲学、適確性において数量化表現>文学的表現という数学的な隠喩
または比喩とみなすことができるわけで、そのような表現も反省的に検討
される必要がある。