ニュートリノ[ neutrino ]

物質を構成する基本粒子である素粒子の1つ。存在が予言されていたが、
1969年に米国の実験で初めて見つかった。通常の物質とほとんど反応せず、
あらゆる物質を通り抜けてしまうため、光や電波と異なり検出が難しい。

太陽などの恒星は大量のニュートリノを常時放出している。特に星が寿命を
終えて大爆発を起こす際には膨大な量を宇宙に放つ。このニュートリノを
とらえれば、星が放つ光や電波などの観測では得られない星の中心の様子や
星の進化などの情報を得られる。小柴昌俊・東京大学名誉教授がニュートリノ
観測実験での功績から、2002年にノーベル賞を受賞した。