そもそも若い人間の関心ごとのひとつにギャルとは何なのか、という命題がいつの時代にも問題になる。
ギャル男とはひたすら直感に頼って生きる男のことを言う。シラけつつノリ、ノリつつしらける、浅田彰が言ったその意味は、それが一体何なのか、
という若い人間の関心ごとの中心を意味している。ギャル男やギャルの生き方や立ち位置とはどういったことか?
それを若い連中は追いかけている。鏡像的段階において、若い連中の多くは、自分をそれに近づけようとする。
何故彼らに生き方を近づけようとするかというと、彼らはかっこいいからだ。
かっこいいというのは、彼らの生き方が、非常に野生に近いからである。
それが何なのか? 意味が深いわけだ。彼らは野生に戻って生きている。
それはひとつの選択なわけだ。ヒューマンは知性を発展させてきたが、彼らの生き方はその真逆を行く。
時代を遡って、それを超越しようとするインパクトがある。だから若者は、それに鏡像を重ね合わせようとするのである。

続く